こんにちは、一人起業家のちあき坊やです。
公務員を退職してかれこれ3年。
僕は現在、サイト運営などの分野で個人起業をして、そこから発生する収益で生活している。
そんな僕が起業する前の公務員時代によく考えてモヤモヤしていたのが、 「起業はカンタンって言ってる人は多いけど、そんなわけねーだろ」ということだ。
だって、どう考えても起業って難しそうだ。
安定した職業に就くのがこの国の自然な流れだ。
にも関わらず、あえて不安定なリスクを背負ってまで起業するってどういうこと?
ヒヨるのが得意のワイみたいな人間にとっては、そういうのが一番難しいんですけど?!
・・・と、まあ、そんなことをウダウダ考えながら公務員時代を過ごしていたわけなのだ。
少なくとも、ほんの数年前まで、公務員として給料をもらう生き方しか知らなかった僕にとっては、「個人起業」や「スモールビジネス」だなんて、別次元のような世界に見えていた。
そんな日和見主義でビビりだった僕ではあるが、なんか、気がついたら8年ほど務めた公務員を捨て、一人で起業してかれこれ3年以上経っていた。
で、何やかんやで起業した今となっては・・・
起業なんてめちゃくちゃカンタンだから、興味あるなら今すぐスタートすればいいのに
って思っています。
ちなみにここでいう「カンタン」は、もちろん何でもかんでも「カンタンに稼げます!」などと言っているわけではない。
それはそれでまた違う話で、「実際に起業すること自体はやたらとカンタン」という意味だ。
どのくらいカンタンなのか?の感覚をちょっとでも知ってもらうためにこの記事を書いてみた。
きっと君も、今すぐ起業してみたくなると思うのだ。

目次
個人が起業する際の難易度の感覚値は?
僕なりに一言で起業のカンタン度合いを表すとすると、
「インドに行ってみる」
くらいの難易度かな〜と、個人的にはよく思っている。
まあアレだ、僕はインドに行ったことはない。
だが、感覚としてはけっこうニアピンじゃないだろうか。
要するに、「本気出せば全然行けると思うんだけど、何となく腰が重い」くらいの心理的なハードルが多くの人にとって起業を難しくさせているのかな、と思っている。
ホラ、「インドに行く」ってアレじゃないですか。
行くためにやるべきこと自体は物理的には難しくないじゃないですか。
お金をある程度貯めて、パスポートとって、チケットとるだけですよね。
話を聞く限りだとひどく治安悪いみたいだし、牛とか死体がゴロゴロ転がってるみたいだし、すぐに「バクシーシ」って言われるし、お腹も壊すみたいだし・・・
(勝手に引用 http://cogitoergosum.sblo.jp/article/99141473.html)
行けるっちゃ行けるけど、いざ行こう!ってなると腰が重くなるのがインド旅行だろう?

で、安定した職業を捨てて起業するという行為も、まさにこんな感覚に近いと僕は考えている。
難易度は低いのに、心理的に妙な不安とかが先立ってしまい、結局のところ実行までは移せない、みたいな。
起業はいざやってみればすごく簡単
要するに、「未知の世界だから踏み込むのが難しい」というのが起業がカンタンには見えない理由なのだと思うのだ。
「起業」と聞くと、ちょっとビジネスマン的な色が強くて、行動力のある頭の良い連中だけの世界にも見える。
だが、個人規模の起業からスタートするなら、やっていくこと自体は思いのほかシンプルだ。
覚えることもさほど必要ない。
どのくらいシンプルか?というと、結局のところ、「誰かのお手伝いをしたり、誰かの役に立って、その対価としての報酬をもらう」という行為を行っていくだけ。
これはネット起業だろうが、リアル起業だろうが一緒だ。
僕が取り組んでいるようなアフィリエイトのようなビジネスだと、ここを結構忘れてしまいがちになる。
ネット上で行う起業の場合だと、思ったよりもあっけなく収益が発生することも多い(軌道に乗れば汗水垂らさなくても収益が発生してしまう)。
だから、やっていく中で、何やかんやで「誰かのお手伝いをする」という感覚が希薄になってなってしまいがちなので、ここはぜひ注意してくれ。
でも、このありきたりな「人のお手伝いをする」という基本に立ち返ってみると、実は起業ってとっても簡単であることが見えるようになるわけだ。
誰でも今すぐ簡単に起業をスタートできるビジネスモデル
例えば、今すぐにどんな人にでもスタートできそうなビジネスなら、パッと思い浮かぶものであれば、「便利屋」や「お手伝い屋」などはいいのではないだろうか。
軽い気持ちでふざけて言っているわけではない。
起業の「大変さ」と「簡単さ」を同時に学べるいいビジネスモデルだと思う。
ちなみに、以下からの話で伝えたいことは、便利屋ビジネスを推奨することではない。
そうではなく、「起業ってどんなものなのか」のイメージを掴んでもらいたいので、あえてわかりやすい便利屋というビジネスを紹介している。
そういう前提で話していこう。
さて、現実的に、「誰でも今すぐスタートできる起業スタイル」を提案するとしたら、便利屋のようなビジネスモデルは本当にいいと思う。
もちろん、やりたくなければやらなければいいが、やる気とエネルギーと、少しのアイデアさえあれば、今すぐ起業できるのだ。
なんせ、困ってる人を見つけて、その人のお役に立つお手伝いをするだけ。
例えば近所の高齢者の方の家に一軒一軒回って、チラシを配りながら、「何か困ったことがあったらいつでもご用命ください!」と挨拶して廻ったら、きっとすぐにでも何らかの仕事を受注することができるかもしれない。
もちろん、数軒廻ったくらいじゃさすがにわからないかもしれない。
だが例えば100軒も高齢者の家を廻れば、きっとその内の数軒〜数十軒くらいからは何かしらの良い反応が期待できるのではないだろうか。(もちろん、尋ね方や印象などにもよるだろう)
起業する上でのスキルや資格は必要ない
で、この高齢者を対象として「何でもやります」的なビジネスをやる場合だと、特に資格とか特殊なスキルとかも必要なくスタートさせることができるのが一番のメリットだ。
起業とか独立となると、やはり「資格もスキルも経験もない自分なんかにできることなんてないですよ・・・」と、ハナから自信を持てないで身動きが取れていないケースもよく見かける。
だが、「身の回りのことを手伝う」という仕事なら、どんな人であれ、何かしら誰かの役に立てる余地はあるはずだ。
掃除、荷物搬送、おつかいなどなど、手伝えることはいくらでもある。
だからどんな人であっても、大抵の場合はやる気と思いやり精神さえあれば、感謝されるレベルで仕事は完遂できるはずなのだ。
いざ集客をスタートして何の反応も取れなければ、その時点でやり方や場所やターゲットを工夫していけばいい。
その辺のマーケティングや戦略に関しては、やりながら肌で覚えていけばいいだろう。(ちょっと無責任だが)
ちなみにここでのポイントは、最初は「自分が提供した行為によって見返りを求めない」というのが1つ大切なことだ。
最初は無料でもいいから仕事を請け負って、後から少しずつ料金体系などを作っていけばいい。
起業は「相手が喜ぶこと」さえ考えていれば簡単になる
まあ、今回の記事は何も、「便利屋として起業するのがおすすめ!」と言いたいわけではない。
要するに、
「自分にできることを精一杯やってあげよう!」
というマインドを持って、その仕事を必要としてそうな人を探す事さえできれば起業なんて今すぐスタートできるんだよ、ということをここでは知ってもらいたかったのだ。
ちなみに、ここまでの便利屋ビジネスの話を聞いて、どう思っただろうか?
きっと、この記事を読んだ80〜90%ほどの人は、「めんどくさいなあ・・・あんまりやりたくないなあ・・・」と思ったのではないだろうか。

そうなのだ。
起業とは、考えようによっては「人がやらないめんどくさいことを仕事にすること」だと考えることができる。
と、僕は思っている。
わざわざ人が困っていることを見つけて、その悩みを解決するために、自分からサービスを提供しにいく。
あるいは、本来は必要じゃなかったはずの商品を、「この〇〇のある未来なんて、どう?」という、新たなニーズを生み出す。
こういう営みこそが、ゼロから自分で起業するということなのだ。
情報発信をしているブロガーやアフィリエイターも一緒だ。
「記事を書く」という行為を通して人の役に立つようなコンテンツや面白いコンテンツを作理、その過程で広告収入を得られるのが情報発信者だ。
だから、根本的には「自分にできることを精一杯やってあげよう!」みたいなものが根底になければ起業することはできるはずもないのだ。
「起業は難しい」の正体は心理的ブレーキ
「自分で起業してお金を稼ぐ」とは、つまりはこういうことだ。
要するに、起業を簡単に感じるかどうかは、「思い切ってやれるかどうか?」ということになる。
先ほど紹介した高齢者ビジネスモデルなどは、やること自体は、小学生でもできるくらいシンプルだろう。
多分、実際に行動力と勢いのみで、いざ取り組んでみたら、きっと普通に上手く行くだろう。
冗談抜きに、小学生にやらせたとしても、きっと1日で数万円くらいは稼げると思う。
でも、実際にやってみよう!とアクションへと移せる人はほんの一握り。
なんだかんだでやっぱりめんどくさいことも多いし、どうしても「そこまでする?」という気持ちが先立って、行動できないのが大多数なはずなのだ。
そしてこれは、「就職して給料をもらう」ことが当たり前の人ほど強烈なブレーキがかかる。
だからこそ、多くの人にとっては、いざ起業することは難しいと感じるようになってしまう。
起業はやってみないとわからないことしかない
実際、僕の起業家仲間にも便利屋の人がいるからこそ、先ほどは例に挙げてみた。
まさに高齢者ビジネスみたいなところからビジネスをスタートさせて、一人だけで年商数千万円っていう人もいるくらいだ。
やってること自体は、ただ一生懸命、頼まれた仕事をしていってるだけ。
思いやりを持ってイイ仕事をしてたら口コミで人脈も広がり、そこからのご縁で新たに仕事を受けていったというわけだ。
もちろん、この話だけを聞いても、
「本当に儲かるの?」
「自分にできなさそうな依頼が舞い込んだらどうするの?」
「集客はどうすればいいの?」
「諸々の手続きはどうすればいいの?」
とか、たくさんわからないことや不安は生まれてくるのが当たり前だろう。
だが、↑みたいな話は、実際にやってみながら覚えることばかりなので、やる前から考えることではない。
逆を言えば、やる前に心配になるブレーキを外して、実際に1歩踏み出していくだけで普通に上手く行く。
起業は簡単!と言っている人とそうでない人の違いは、ただ単に「一歩踏み出すことができたかどうか?」の違いでしかない。
おそらく今回提案した高齢者を対象とした便利屋ビジネスなら、起業してすぐに収益化できるだろう。
何なら、お金じゃなくとも、自宅でお茶やジュースくらいなら出してもらえるかもしれない。
起業における報酬とは、案外そんなところからスタートするくらいでもいいのだと思う。
そして、ブログやアフィリエイトも似たようなものだ。
目の前の相手が喜ぶようなもの(記事やコンテンツ)を用意する。
これを繰り返していくだけで、すぐにでも報酬は発生していく。
もちろんそこまで簡単とは言えないが、極めてシンプルで、難しいことは一切い。
だから、まずはスタートを切ってみるだけで、すぐに起業は簡単な行為と感じられるだろう。
起業は簡単なのか?まとめ